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読みものコラム

アルプスワインから読みものコラムをお届けします。

剪定作業を行っています。

執筆者 アルプスファーム 宮田 進 image

image(塩尻市 太田1圃場 メルロー 1月12日)

アルプスファームでは、昨年12月の下旬から冬期間のメインとなる剪定作業を開始しました。

1年間に伸びた枝を切り戻す事で樹形を適切に保ち、高品質なぶどうを収穫する為に最も重要な作業の一つです。

 

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(塩尻市 太田1圃場 カベルネソーヴィニヨン 1月12日)

こちらはカベルネソーヴィニヨンです。ソーヴィニヨンとはフランス語で野生を意味する"sauvage"に由来しているとのこと、樹の外観も文字通り野性味のあるたくましい形状です。

他のぶどう品種に比べて、とにかく枝が硬く、以前は1日剪定をしていると手が痛くなりましたが、電動剪定バサミを導入してからその負担が解消されました。

 

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(塩尻市 芦ノ田3圃場 メルロー 1月12日)

ぶどうの品種ごとの特性を考慮して予め決めた樹形に剪定していきます。

こちらはコルドン方式で、2芽程度残して結果母枝(房が着果する新梢が発生する基となる枝)を剪定します。

この樹形は一律に枝を剪定できるので作業が理解しやすいうえに効率が良く、また、発芽が良いなどのメリットがあります。

 

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(塩尻市 芦ノ田2圃場 シャルドネ 1月12日)

こちらはギュイヨ・ドゥーブル方式です。長く残した2本の枝を3月中旬頃、ワイヤーへ水平に誘引して結果母枝とします。

この樹形は、コルドン方式に比べて新梢の発生数が比較的少ないため、収穫量を調整しやすいというメリットがあります。

 

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(塩尻市 開田圃場から八ヶ岳連峰を望む 1月7日)

この日は、諏訪方面に八ヶ岳連峰をくっきりと見る事が出来ました。

澄んだ青空・八ヶ岳連峰・コンコードの樹とのコントラストが美しく、清々しい気持ちになります。

剪定作業は3月まで続きますが、今年も良いぶどうを収穫し皆様に美味しいワインをお届けできるようにアルプスファーム全員で頑張っています。

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