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読みものコラム

アルプスワインから読みものコラムをお届けします。

長野県の取組み(その1)~信州ワインバレー構想~

広報より 執筆者:企画広報部 野村泰久

今回から「長野県の取組み」2回にわたりご紹介します。

長野県のワイン振興の大きな柱が「信州ワインバレー構想(NAGANO WINE)」と「長野県原産地呼称管理委員会」の二つです。

今回はまず、「信州ワインバレー構想」についてご紹介します。

1、4つのワインバレー

長野県では県内のワイナリー集積地を下記の4つに分けています。

ワインバレー

長野県最大の産地は当社アルプスワインを含む主要ワイナリーが集まっている桔梗ヶ原ワインバレーです。今、長野県では新規のワイナリーの開業が相次いでいます。もう40軒が目前に迫っています。数年前までは20数軒だったので2倍近くに増えています。また、大手ワイナリーも県内での畑を広げたり、新たにワイナリー(工場)を立ち上げるところもあります。益々、長野県のワイン産業が盛んになっていくものと思われます。大手ワイナリーの一部ではこれまで長野県で葡萄栽培を行い、県外で醸造しているところも、これからは長野県内にワイナリーを立ち上げ、長野県内で醸造(製造)を行っていきます。そうするとこれまで県外のワイン生産量に含まれていたものが長野県のワイン生産量になるので、長野県全体のワイン生産量が増えることになります。

近年、千曲川ワインバレー、桔梗ヶ原ワインバレーを中心に新規の小規模ワイナリーの起業が相次いでいます。共に国の特区制度を活用し、小規模でも起業を可能にしています。

また、アルプスワインの本拠の塩尻市で開講されているワイン大学や長野県東部地域にはワインアカデミーが開講されるなど新規起業、ワイン用葡萄栽培の新規就農を支援する動きが活発なのが要因です。

また、長野県産のワインを「NAGANO WINE」として県内外でイベントなどを通じてワイン振興を図っています。

マーク

官民が力を合わせPRしています。毎年、東京の帝国ホテルでも「ナガノワインフェス東京」を開催しています。このイベントは長野県内のワイナリーが多く参加しています。NAGANO WINE最大のイベントです。是非、その際はご参加をお待ちしています。会場でお会いできるのを楽しみにしています。

2、アルプスワインの自社農園アルプスファームでは

アルプスワインでは自社農園アルプスファームに看板を建てています。

「SHIOJIRI WINE CITY」と記しています。それは、アルプスワインの本拠である塩尻市(桔梗ヶ原ワインバレー)が一層「ワインの町」としてますます発展することを祈って記しています。

桔梗ヶ原ワインバレーは信州最大のワインバレー(産地)です。

看板

自社農園は年々その規模を拡大し、現在14種の葡萄栽培をおこなっています。

これらの葡萄から醸造したワインが次々にリリースされ現在、ミュゼドゥヴァンシリーズは現在20種類を越える銘柄がリリースされています。リリース後すぐにSOLDOUTになってしまうものも多くあります。

アルプスネットショップでも随時販売していきますのでホームページをチェックしてくださいね!

これからも皆さんに美味しく、そして楽しんでいただけるワインを造っていきたいと思います。

是非、応援をお願いいたします。

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