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読みものコラム

アルプスワインから読みものコラムをお届けします。

ヴェレゾン・除葉・雨除け(レインプロテクション・傘かけ)

執筆者  アルプスファーム 犬飼賢

【ヴェレゾン】

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塩尻市 太田1圃場 ツヴァイゲルトレーベ(8月5日)

梅雨が明け、一機に暑い夏がやってきました。ぶどうも色づき(ヴェレゾン)が開始しています。

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塩尻市 岩垂圃場 ピノグリ  (8月12日)

今年、ファーストヴィンテージとなるピノグリ。白ぶどうですがキレイに色付きました。

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塩尻市 高出圃場 メルロ(8月12日)

約50%程度ヴェレゾンが進んでいます。

 

【除 葉】

ワイン用ぶどうは、成熟期に果房に日光が当たることが重要です。そのため、房回りの葉を除去する除葉作業を実施します。

除葉することにより、①房回りの風通しがよくなる、②農薬を効果的に散布できる等のメリットもあります。

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塩尻市 平出圃場 シャルドネ 除葉前(8月7日)

無数の葉っぱが房を覆っている状態です。

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手作業で除葉している様子です。葉を一枚ずつ丁寧にプチプチと取り除きます。

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除葉後の様子です。シャルドネ等の白系のぶどうの除葉は列の東側のみを除葉します。

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現在、除葉作業の殆どは、トラクターの前部に取り付けたリーフストリッパー(除葉機)で行っています。除葉機は2019年から稼働しており、作業効率が大幅に向上しました。

 

【雨除け(レインプロテクション・傘かけ)】

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塩尻市 芦ノ田6圃場 メルロー 

レインプロテクション施工前(7月30日)

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レインプロテクションは、約30cm幅のビニールシートを垣根の両側から設置しますが、その際、中央部に隙間ができないようクリップでしっかり止め、雨の侵入を防ぎます。

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レインプロテクション施工後の様子。これで雨が降っても大丈夫。

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塩尻市 郷原 棚メルロー (8月13日)

棚栽培しているメルロは、レインプロテクションを設置できないため、1房ごとに傘かけ(今年は十数万枚実施)をして病気の予防対策をしています。

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8月10日、塩尻市太田圃場にカブトムシが飛来。

どうやらアルプスファームの農作業を応援(監視?)に来たようです。

暑い毎日が続いていますが、私たちファーム一同、元気にぶどう栽培に取り組んでいます。

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