レインプロテクションの回収と施肥作業中・・・

執筆者 アルプスファーム 塚原 貴浩

(塩尻市 片丘圃場から北アルプスを望む 12月14日)

最近の1週間程度は好天が続いています。当日の最低気温は-9.9℃と冷え込みましたが、日中の最高気温は12.6℃まで上昇、北アルプスの山頂は雪景色で季節は着実に冬へ移行しています。

【レインプロテクションの回収】

(塩尻市 芦ノ田8シラー圃場 12月14日)

前月も少し紹介しましたが、現在はレインプロテクションのビニール及び防鳥ネットを回収しています。

今回は作業の様子を簡単に説明します。

まず、ビニールシートと防鳥ネットをワイヤーに固定しているクリップを外します。

ビニールシート等を固定しているクリップです。黒が旧バージョン、青が新バージョンでやや薄くなりました。旧バージョンの黒は落とすと探すのに苦労しましたが、新バージョンの青は目立つため、拾いやすくなっています。

クリップを外した後、①防鳥ネット、②ビニールシートの順に地面に敷きます。写真ではわかりづらいですが、ビニールシートの下に防鳥ネットがあります。

専用の巻き取り機を使用して、①ビニールシート、②防鳥ネットの順番で巻き取っていきます。

こちらはビニールシートを巻き取っているところです。

こちらは防鳥ネットを巻き取っているところです。

巻き取ったビニールシート及び防鳥ネットはビニール紐でしっかり結んだ後、トラックの荷台へ載せて圃場での作業は終了です。

他圃場の物と見分けがつくよう、ビニール紐の色を変え圃場名を記載したタグを取り付けて倉庫に保管します。

【施肥】

(塩尻市 太田2圃場 12月13日)

レインプロテクションの回収と並行して、施肥作業も行っています。こちらの様子も簡単に説明します。

作業目標は、1日に2haです。

ブロードキャスターへ肥料を10袋(200kg)入れます。

ブロードキャスターの吹き出し口の開閉、吹き出し量の調節はリモコンで行います。トラクターのシートに座ったまま操作できるのでとても簡単・便利です。

あとはトラクターを走行して散布していきます。走行している列の左右の列まで散布できるので、1回の走行で3列に散布できます。

(塩尻市  高出1圃場 12月14日)

高出地区の圃場もすっかり落葉が進みました。レインプロテクションの回収・施肥が終了すると次は剪定作業です。

来年度に向けて気持ちも新たにして頑張ります!