コンコードブドウと新酒

2021年10月 8日 13:44 執筆者:企画広報部 野村泰久

今年も新酒の時期になりました。いよいよ10月8日(金)より2021年の新酒を出荷いたします。

新酒に使用しておりますブドウは、ナイアガラ、巨峰、そしてコンコードです。

コンコードブドウは、今から100年以上前に松本平で栽培が開始された歴史あるブドウですが、もともとは米国マサチューセッツ州のコンコードという街で1849年にエフライム・ウエールズ・ブル氏によって作出されたと言われています。そして1869年からブドウジュースの原料として利用されるようになりました。其の後、ジュースだけではなくジャム、ゼリーなどにも使われるようになり、第2次世界大戦中は米軍に配給され、ピーナッツバターとコンコードゼリーのサンドイッチとして人気を博したそうです。

日本でも戦後ブドウジュースに最適な品種として親しまれてきましたが、90年代の赤ワインブームによりコンコードワインが爆発的にヒット、以後は渋味が少なくてフルーテイ―で飲みやすい赤ワインとして好評をいただいております。

弊社の新酒『完熟 2021』は9月上旬に収穫した信州産ブドウを使用した、旬ならではのフレッシュ感に溢れ、ブドウ本来の味わいをお楽しみいただけます。

特にコンコードは4種ある新酒の内、2種類(コンコード、コンコード辛口)で使用するほど人気のぶどう品種です。

商品ページ、ご購入は

完熟 コンコード 2021(赤)

完熟 ナイアガラ 2021(白)

完熟 コンコード辛口 2021(赤)

完熟 巨峰 2021(赤)