剪定作業は終盤戦に・・・
執筆者 アルプスファーム 征矢 匠
剪定作業は、終盤戦に入りゴールも見えてきました。
【塩尻市 高出3圃場 シャルドネ(2月8日)】
電動ハサミを使用してシャルドネを長梢剪定しているところです。
こんなに太い枝(直径約3cm)も電動バサミでは容易にカットできます。
【電動バサミを装着】
ただし、電動バサミのパワーが強力で危険な面もあるので、使用する際は安全対策のため、鉄心入りの専用手袋を左手に必ず装着することが義務付けられています。
剪定した後ワイヤーに残った巻きひげの様子
巻きひげには、晩腐病の菌糸が潜んでいるため、例年丁寧に除去して晩腐病の発生を防止しています。
巻きひげの除去は通常のハサミで行いますが、つるが硬化しているため手間と時間が掛かります。しかし、ブドウの品質を高めるためには大切な作業であり、コツコツと除去していきます。
【塩尻市 高出3圃場 中央通路(2月8日)】 剪定した枝は病気の原因になるため、1カ所に集めて延焼に注意しながら焼却処分します。 立春が過ぎ日中の気温も10℃を超える日が多くなってきましたが、寒い朝には焼却場所で暖を取ってから剪定作業を進めています。