アルプスファームの剪定
皆さん、今年の冬はいかがお過ごしでしょうか。
全国的な暖冬傾向は、アルプスファームがあるここ塩尻市も例外ではなく、先月1月28日に今シーズン2度目の降雪がありましたが、気温が高く雨になり、瞬く間に溶けてしまいました。そんな中、昨年12月から始まった剪定作業がほぼ終了しました。
それは適切な剪定作業は
① 活力ある元気な樹を適度な栽培スペースに収め
② 品質と安定した収穫量を確保し
③ しかもぶどうの樹の寿命を延ばす
からです。
写真は、アルプスファーム奈良井川左岸に位置する『芦ノ田圃場』のシャルドネの剪定前、剪定後です。
剪定方法は樹の両側に長梢を出していく ギュイヨ・ドゥーブル(Guyot・double)という仕立てです。この方法は収穫量がほかの方法に比べてやや少なくなりますが、その分凝縮されたぶどうが育ちます。
剪定が終わったアルプスファームは次週より”誘引作業“に入ります。
次回はこの誘引の様子を皆さんにご紹介したいと思います。