収獲が終わった圃場では・・・
11月初旬に収穫作業が終了した後、圃場では除草作業、施肥作業およびレインプロテクション(雨よけのビニール)とバードネット(鳥よけのネット)の回収作業を行っています。
(塩尻市 片丘のコンコード圃場から北アルプスを望む 11月14日)
この圃場では、棚仕立でコンコードを栽培していますが、ご覧のとおり落葉が進み葉は殆ど残っていません。圃場の西側に観える穂高連峰はすっかり雪化粧、それより標高の低い山々も薄っすらと雪が積もっています。
道路脇に積んであるのはロール藁で、除草が終わったところから肥料として圃場に撒いていきます。
(塩尻市 太田1圃場 シャルドネ 11月14日)
巻取り機を使用して、レインプロテクションとバードネットを一枚ずつ回収していきます。風が強い日はレインプロテクションやバードネットが飛ばされてしまい、なかなか進まない時もありますが、今日は風もなく回収作業が捗ります。
(同日、同圃場 シャルドネのバードネット回収作業)
この圃場では、1辺100m以上の長さのレインプロテクションとバードネットを巻き取っていきます。アルプスファーム全体で巻き取りに必要な総延長距離は230㎞超もあるので、効率よく、かつ、根気よく作業することが大切です。
(塩尻市 BQ第2圃場 ブラッククイーン 11月14日)
先週まで青々としていたブラッククイーンの葉は、11月14日朝の冷え込み(圃場に設置してある温度計の最低気温はマイナス6.4℃)で深紅に色付き、空の青さとのコントラストが鮮やかです。